リズム感をきたえるトレーニング(幼児から大人)アプリ【無料】おすすめ7選
音楽を演奏する上で欠かせない要素のひとつが“リズム”です。メロディやハーモニーがあっても、リズムがしっかりしていなければ、音楽全体が崩れてしまいます。しかし、リズム感を身につけるのは簡単なことではありません。そこで今回は、効果的なリズムトレーニングの方法やポイントについて紹介していきます。
リズムトレーニングには、音楽の基礎から上達までの過程で効果的な方法がいくつかあります。初心者からでも取り組みやすいトレーニング方法をご紹介しますね。
リズム感をきたえるトレーニングアプリ
リズムトレーニングでアプリを使うことには、手軽さと効率性という大きな利点があります。アプリではメトロノームやリズムゲーム、テンポの変更機能などを使って、楽しくリズム感を鍛えることができ、正確なリズムを保つ練習も効果的に行えます。また、スマホやタブレットでどこでも練習できるため、日常生活に無理なく取り入れられる点も魅力です。
リズムあそび
赤ちゃんからキッズまで無料で遊べるアプリ(幼児向け知育リズム音楽ゲーム)。
とは言え、大人でもハマってしまいます。
曲に合わせて、上から楽器がふってくるので、楽器に合わせてタッチすると、歌を聞きながら、リズムを感じるようになると思います。
楽しい曲がたくさんあるので、キッズでも飽きることなく遊びやすいです。
曲のリズムに合わせて太鼓や楽器を叩いて遊ぼう♪
リズムあそび-楽器タッチがたのしい!音楽まなびキッズゲーム
GENIT Inc.無料posted withアプリーチ
たいこあそび
乳児・幼児でも安心して遊べる。音楽・童謡に合わせて自由にたいこで遊ぼう。
みんなが知っているアニメ、童謡、話題の曲がたくさん収録されているので、親子で歌いながら遊べます。
まだリズムなど分からなくても、音楽に合わせて歌うだけでもリズムも感じていると思います。
たいこあそび – 0歳の赤ちゃんから遊べる泣き止み知育アプリ
GENIT Inc.無料posted withアプリーチ
これからは、少し楽譜のドレミを知っているくらいの初心者(子供から大人まで)に向いているアプリを紹介します。
イージーメトロノーム
メトロノームを持っていなくても、このメトロノームアプリが利用できます。
メトロノームを使って、テンポやリズムを正確に練習するときに便利です。
イージーメトロノーム
Digipom Inc.無料posted withアプリーチ
Complete Rhythm Trainer
初級から中級者のトレーニングに向ていると思います。
最初はついていけなくても、何回もリズム打ちすれば、出来るようになると思います。
アプリによっては、長さをきっちり伸ばさないと不正解になったりします。
※例えば2分音符が1拍目に来た場合、3拍目のあたまで切るようにすると、しっかり2拍伸ばしていることになり、正解となります。
その点はアプリにより少し違うので、正確にリズム打ちしてるのに不正解になる場合は、少し工夫してみて下さい。
Complete Rhythm Trainer
Binary Guilt無料posted withアプリーチ
Coryvo-リズムトレーナー
初級のトレーニングのみ、無料で出来る制限はありますが、充分練習出来ると思います。
Coryvo – リズムトレーナー
Nitzan Ravhon無料posted withアプリーチ
リズム:リズミカルなノートを読んでください
このアプリはフラッシュカードを使用してリズム感を育むアプリです。リズムパターンを認識して再生することを徐々に学ぶようになっています。
音符の読み方をマスターし、リズムパターンに従って正確にリズムが演奏されるのをよく聴いて、実践してみて下さい。
リズム: リズミカルなノートを読んでください。
Alexey Ovod無料posted withアプリーチ
Rhythm Trainer
このアプリは、好みの習得速度に合うように一人でも楽しく練習出来ます。無料の場合10分間の制限がありますが、初心者には充分練習出来ます。さらに進みたい人には有料もおすすめです。
このアプリには、次のような利点があります。
・リズム感を養う。
・耳で簡単にリズムを理解し、リズムが取れるようになる。
・読みやすく、リズムが表記されている。
Rhythm Trainer
Demax無料posted withアプリーチ
楽譜を理解すること
楽譜をあまり見たことがない人向きですが、下の画面を簡単に説明します
① 4分の4拍子 (よんぶんのよんびょうし) :拍子は数字が上下にならんでいて、分数のように「4分の4」拍子と読みます。
1小節に4分音符が4個入ります。表にあるように強・弱・中強・弱と強拍と弱拍との組み合わせを、繰り返すことを拍子と言います。
② 4分の2拍子 (よんぶんのにびょうし) :拍子の読み方は①方法と以下同じです。
1小節に4分音 符が2 個入ります。 「強弱、強弱」と強拍と弱拍が交互に反復する拍子です。
③ 2分の2拍子 (にんぶんのにびょうし) :1小節に2分音符が2個入ります。
「強弱、強弱」と強拍と 弱拍が交互に反復する拍子です。
④ 4分の3拍子 (よんぶんのさんびょうし):1小節に4分音符が3個入ります。
「強 弱 弱」 とワルツ のリズムです。
⑤ 8分の6拍子 (はちぶんのろくびょうし ):1小節に8分音符が6個入ります。1小節を3拍ず つ、2つにわけて考えます。「強 弱 弱 , 中強 弱 弱」 の拍子です。
上記のように拍子には「強、中強、弱」と基本的に強弱を持っていて、この繰り返しがリズムを作っています。
まず1 2 3、、、と強弱もつけながら、数をかぞえ拍子を覚えてください。
シンコペーションとは弱い拍と強い拍をタイで音をつなげることによって、弱、強が入れ替わったリズムをシンコペーションと言います。タイで結んでいない音符であっても、あくせんとが移動しているものはシンコペーションと解釈します。
上の表で言うと①「タン、タン、タン、タン」というリズムが、③「タ タ―ン タ」というように強弱が入れ替わります。これがシンコペーションです。
リズム感を鍛えるトレーニング方法6選
1. リズムの基本パターンを学ぶ
- リズムは拍子(4/4拍子、3/4拍子など)に基づくパターンです。まずは基礎的な拍子を理解し、それに合わせたリズムパターンを習得しましょう。例えば、4/4拍子なら「1・2・3・4」と数えてみましょう。
2. カウントしながら練習する
- リズムを理解するにはカウントが重要です。自分の声でリズムを取りながら、リズムパターンを身体で感じることができます。メトロノームを使って一定のテンポで「1・2・3・4」などとカウントしながら練習してみましょう。
3. 小節ごとのパターンを分けて練習
- 複雑なリズムパターンの場合、一度にすべてを理解しようとせずに小節や拍ごとに分けて練習すると効果的です。特に難しい部分を繰り返し練習し、少しずつつなげていくことでリズムパターンの全体像を掴めます。
4. 体でリズムを取る
- 手拍子や足踏みでリズムを体感することで、より直感的にリズムが理解できます。例えば、強拍(アクセントが置かれる部分)で手を叩く、弱拍で指を軽く鳴らすなど、体を使ってリズムを表現してみましょう。
5. メトロノームやドラムビートに合わせて練習する
- メトロノームを使うことで、正確なリズムをキープしやすくなります。また、ドラムビートを流しながら練習すると、リズムの雰囲気をより具体的に感じられるので、音楽全体の中でリズムがどう機能するか理解しやすくなります。
6. リズム譜を読む練習をする
- リズム譜を読むと、視覚的にもリズムパターンが理解しやすくなります。譜読みの練習として、簡単なリズム譜から始め、複雑なものにチャレンジするのもよい方法です。
リズムパターンを理解するには、耳で聴くだけでなく、視覚や身体を使って体感しながら練習することが効果的です。(例えば強拍は足で床を鳴らし、弱拍は軽く手を叩くなど)
まとめ:リズム感もきたえて、ステップアップしましょう!!
リズムトレーニングは、音楽における基礎力を向上させ、演奏や表現力を豊かにするために欠かせない練習です。メトロノーム、手拍子、アプリなどを活用して、日々のトレーニングを積み重ねていくことで、確実にリズム感が向上します。リズムに対する理解を深め、より楽しい音楽体験を手に入れましょう。
※ 別の記事で「譜読みトレーニング」で子供から大人まで初心者向けの本も紹介しています。
本は基礎からじっくり学べるので、一緒に活用するのはさらに良いと思います。
「譜読みトレーニング」のサイト《https://heartful-rhythm.com/wp-admin/post.php?post=603&action=edit