ケルト音楽とは:その魅力と歴史をやさしく解説します
映画『タイタニック』のダンスシーンや、大好きなRPGの町で流れるBGM。実は、私たちの身の回りには「ケルト音楽」のエッセンスが溢れています。 フィドル(バイオリン)の陽気な音色や、ティン・ホイッスルの透き通った調べを聴くと、なんだか心がワクワクしてきませんか?
「ケルト音楽って、結局どんな音楽のこと?」 「どんな楽器を使っているの?」 そんな疑問を解消しながら、聴けば聴くほど奥が深い、ケルト音楽の楽しい世界を一緒に覗いてみましょう!
ケルト音楽とは
ケルト音楽(Celtic Music)とは、広く言えば、古代ケルト人の文化を受け継ぐ地域(アイルランド、スコットランド、ウェールズ、スペインのガリシア地方など)で育まれた伝統音楽の総称です。
しかし、単なる「古い民族音楽」ではありません。現代では、伝統的な手法にロックやポップス、ニューエイジなどを融合させた音楽ジャンルとしても世界中で愛されています。
特徴的なのは、どこか懐かしさを感じさせる旋律と、軽快なリズム。 聴くだけで広大な草原や霧の立ち込める丘陵地帯が思い浮かぶような、独特の世界観があります。
ケルト音楽の歴史
ケルト音楽の起源は、古代ケルト民族の文化にまでさかのぼります。 中世には吟遊詩人(バード)が物語や歴史を歌にして語り継ぎ、音楽は人々の生活と密接に結びついていました。
19〜20世紀になると、各地でフォークリバイバルが起こり、伝統音楽が再評価されます。 この流れの中で、ケルト音楽は世界的に広まり、現代では映画音楽やゲーム音楽にも取り入れられるようになりました。
ケルト音楽の特徴
ケルト音楽には、いくつかの明確な特徴があります。
● リズム
ジグやリールと呼ばれる舞曲が中心で、軽快で跳ねるようなリズムが魅力です。
- 「動」のダンス・チューン: リールやジグといった、パブ(居酒屋)で人々が踊り出すような、速くエネルギッシュなリズム。
- 「静」のスロー・エアー: 厳しい歴史や自然を背景にした、泣きたくなるほど美しく切ないバラードや旋律。
● メロディ
哀愁や郷愁を感じさせる旋律が多く、心に深く染み込むような音の流れが特徴です。
● 楽器
フィドル(バイオリン)、ティンホイッスル、バグパイプ、アイリッシュハープなど、独特の音色を持つ楽器が使われます。
● 歌
ゲール語の歌も多く、物語性の強い歌詞が特徴。言葉がわからなくても、声の響きだけで世界観が伝わってきます。
ケルト音楽を奏でる独特の楽器たち
ケルト音楽を決定づけるのは、その独特な楽器の音色です。

● フィドル
ケルト音楽の中心的存在。バイオリンと同じ構造ですが、演奏スタイルが異なり、より軽快で躍動感のある音を奏でます。

● ティンホイッスル
金属製の小さな笛。素朴で透明感のある音色が魅力です。
● バグパイプ
スコットランドを象徴する楽器。独特の持続音と力強いメロディが特徴。

●アイリッシュハープ
アイルランド発祥の小型~中型のハープ

●バウロン
片面張りのフレームドラム
ケルト音楽とはどんな音楽:演奏動画
日本人のケルト音楽のミュージシャングループ👇
映画「タイタニック」のジャックとローズが出合う感動的なシーン👇
ケルト音楽が現代に与えた影響
ケルト音楽は、現代のさまざまなジャンルに影響を与えています。
- 映画音楽:ファンタジー作品でよく使われる
- ゲーム音楽:RPGなどでケルト風の曲が多い
- ポップスやロック:ケルティック・ロックやケルティック・パンクなどの派生ジャンルも誕生
その独特の世界観は、現代のクリエイターたちにとっても大きなインスピレーション源となっています。
ケルト音楽は速いテンポの躍動感がある曲だけでなく、以下の動画のように、幻想的な
ファンタジーケルト音楽も紹介します。👇
まとめ:ケルト音楽の魅力はノスタルジア(郷愁)にあった
音楽を「背景」として流すだけでも、日常が少し豊かになります。
ケルト音楽は、ただの伝統音楽ではなく、長い歴史と文化が息づく“物語”そのものです。 聴く人の心に郷愁や幻想的な情景を呼び起こし、日常から少し離れた世界へ連れて行ってくれます。
まだ聴いたことがない人も、ぜひ一度ケルト音楽の世界に触れてみてください。 きっと新しい発見があるはずです。


